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毎日新聞今週の注目記事！

さらば、大企業！

脱藩技術者たちの負けじ魂

25日（日）

「世界の――」とうたわれたソニーの３月期連結決算が1283億円の赤字と

なりました。日本の電機メーカーが世界の市場を席巻する時代はとうの昔

に終わりを告げ、国際的競争力は低下する一方のようです。ソニーのみな

らず、日本を代表する電機メーカーの多くはヒット商品に恵まれず、「部品

供給業」として企業向けビジネスで巨体を維持している状況です。そうした

様変わりする大手メーカーからスピンアウトした技術者らが立ち上げたベン

チャー企業がいくつかあります。なかにはきらりと光る新商品をつくりだし、

海外で高い評価を受けている企業も生まれてきました。共通するのはメー

カーで培った技術力と、不撓不屈の精神。その軌跡をたどると、日本企業

が世界で勝ち抜くヒントがおぼろげながら見えてくるようです。

日曜朝は『Ｓ』で始まる――。ストーリーにご期待ください。

「忘災」の原発列島

再稼働は許されるのか

夕刊２面特集ワイド26日（月）から３回

東京電力福島第１原発事故から３年あまり。事故はいまだに収束していない

にもかかわらず、国は原発再稼働に向けた歩みを進め、「第１号候補」であ

る九州電力川内原発の安全審査が大詰めを迎えている。事故のことなど忘

れてしまったかのようだが、本当に再稼働を進めて良いのだろうか。新リー

ズ「『忘災』の原発列島」の第１弾として、事故時の住民避難計画が既に完成

したという四国電力伊方原発の地元を歩くなどして、再稼働へ向けた準備が

整ったと言えるのか検証します。

「女の気持ちをたずねて」

おんなのしんぶん面26日（月）

新潟県柏崎市の岡嶋由美子さん（71）は、「女の気持ち」欄であった子育て

論争で「世代間の格差」を訴えました。「経験者の声に耳を傾けて」とも。黒

田阿紗子記者が訪ね、改めて聞くと、共通点も見えてきました。

「孫育てのツボ」

くらしナビ面26日（月）

５月のテーマは「孫を連れ出そう」。育児に携わる祖父をソムリエならぬ「ソフ

リエ」と名付け、各地でソフリエ講座を開いている古久保俊嗣さんに、娘・息子

の元から孫を上手に連れ出して、孫と一緒に楽しく過ごす方法について聞きま

す。特別な場所に連れて行くより、手軽な楽しみ方があるようです。

新茶を楽しむ

くらしナビ面28日（水）

新茶のさわやかな香りが楽しめるシーズン。いつもはペットボトルのお茶しか

飲まない人も、たまには家でお茶を入れてみては。昔ながらのお茶屋さんの

店主で、お茶きき名人として知られる大山泰成さんに、香りを活かしたいれ方

や、おいしいお茶の選び方を教えてもらいます。

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